Yan Lauria によって開始されたディスカッション

アビス海文台に展示している地球シミュレータ(3代目、NEC SX-ACE)のテクスはこれまでJAMSTEC公式サイトに公開ざれている画像で間に合わせていましたが、この4/1に65歳でJAMSTEC完全退職になるのを前に、撮影許可をもらい、地球シミュレータ設置棟内に立ち入って側面の画像を撮影してきました。

計算ノードの前面が台形と三角形の組み合わせになっていて、テクスの貼り付けは無理だろうと思ってたんですが、Planarにすることで問題なく貼り付けられてうれしい誤算。テクスでこんなに見栄えが変わるとは・・・。

青いのが計算ノード。青いのに挟まれている黒い四角いのが結合ネットワーク。海洋という非圧縮流体の計算は、個々の計算ノードが独立して計算できず、計算ノード間のデータのやり取りの速さが決め手なんだそうで、それが結合ネットワークの役割になっていて、通常のスパコンと大きく違う点です。

右手に並んでるのがストレージ。4枚目はストレージの裏側です。地球シミュレータが吐き出すデータ量は膨大なので、一時的なストレージとして、これだけ必要になってしまいます。

この3代目は水冷式なので、天板がだたの板なので側面のテクスで代用できました。でないと脚立をどこかからか持ってこないといけないところでした。

この3代目は今年度の後半から4代目へのリプレースが始まる予定です。その際にはまた立ち入り撮影させてもらいます。

 

添付 Catwalk_001xx.jpg
添付 Catwalk_002xx.jpg
添付 Catwalk_003xx.jpg
添付 Catwalk_004xx.jpg

コミュニティ フォーラム -> 一般の話題 -> りょーさんの一周忌

- Yan Lauria の投稿

4/2は一年前に亡くなったりょーさん(ryofuz Quan)の一周忌です。

りょーさんについては一年前、ウェブマガジンのアニマ・ソラリスに追悼記

http://www.sf-fantasy.com/magazine/novel_s/doru/181/memorial_to_doru.html

を掲載しましたが、アニマソラリスではその後、りょーさんが最後に書いた「神の笑える妄想話」を6回に分けて掲載し、本年1月末に完結しています。

http://www.sf-fantasy.com/magazine/novel_l/doru/GodsFunnyDelusion/index.html

その解説文がこちら。

http://www.sf-fantasy.com/magazine/novel_l/doru/GodsFunnyDelusion/commentary.html

本作品はメタファーが多いので、この解説を読んでいただいた方が分かりやすいかもしれません。

 

 

添付 ryofuz.jpg

コミュニティ フォーラム -> 一般の話題 -> スティングレイの内装

- Yan Lauria の投稿

海底大戦争スティングレイがケーブルTVでやっていたので、スティングレイの船内シーンをせっせと撮り溜めて、船内を作成し始めました。

隣のスティングレイはテディーさんから頂いたものです。

添付 Catwalk_005a.jpg

コミュニティ フォーラム -> 一般の話題 -> Markdown HUD Giver

- Yan Lauria の投稿

MasterPoppyさんのLSL-Markdownを使ったテレポートHUD GiverによるツアーガイドシステムをSLのISM(International Spaceflight Museum)とアビスFarewellに設置しました。

http://maps.secondlife.com/secondlife/Spaceport%20Alpha/56/99/23

http://maps.secondlife.com/secondlife/Farwell/74/79/95

とういうものかというと、展示場所の巡回ルートをいくつかのテーマに分けて設定し、そのTP先リストを画面装着HUDに表示します。TP先を順にダブルクリックしていくと巡回できます。

いよいよ、JOGアビス用を作ってみて、うまく動いたら報告します。

 

今のところ、TPはひとつのシム内に限られます(シム外にもTPできるが、HUDが勝手に外れる)。

これを使うには、次の2点が必要。
・まず、ビュワーの"Media"と"media auto-play"にチェックを入れておく必要がある。
・ボードにタッチしたら表示されるHUD装着メッセージに承諾する必要がある。

これについて、公式ビュワーとFirestormについての説明書きを置きました。日本語も併記すると大変なので、今のところ英語版だけですが、皆さん、分かりますか?

 

 

添付 HowToTour.png
添付 Sample.jpg
添付 Snapshot_001a.jpg
添付 Snapshot_003.jpg

・掘削船「ちきゅう」を流用して、熱水噴出を使って温度差発電をするという、Marshall Hydrothermal System

http://www.marshallhydrothermal.com/

という米国のグループと協力してデモサイトをアビスに作ることにしています。残念ながらなかなかファンドを獲得できないようで、中身を見ると突っ込みどころ満載で、なかなかバーチャル・モックアップとして形にできる段階に進みません。特許を持っていて熱意もあるので(アビスの大ファン)、なんとかテコ入れして、JOGのサーバー更新してもらえるぐらいのファンドが取れるようになったらいいかなと。

・閉鎖したJabara Land Atlantisにあったセツナ・インフィニティさんの洋上基地と海底実験室のインポート。テディーさんのシムまでは来ているのですが、その後がなかなか進みません。

・銀河クラスター:SL内に半径2.5億光年の銀河クラスター展示があるのですが(今度、ISM:International Spaceflight Museumの常設展示になることに決定)、それを半径5億光年に拡大します。これも2.5億光年版がテディーさんのシムまでは来てるのですが、220個のオブジェクトのスクリプトをひとつひとつ手作業でコピーしないといけないので、まだまだです。

・もとちゃ美術館:SL内にあったのが受け入れてくれていたシムのリソース不足で撤退を余儀なくされ、JOGにあるのが世界で唯一となってしまいました。もとちゃさんの「右目のアート」vs「左目のアート」のアイデアがついに解明されたので、それに沿って改修する予定。

・深海潜水艇の歴史:Jabara Land Atlantis閉鎖に伴って、深海潜水艇の歴史(しんかい6500、クストーの潜水円盤、イクティネオ-IIなど)がすでにJOGにインポート済みなのに、いったいどこにどう展示するかで悩んでいるところ。

・HyperGridテレポート・ハブの更新。長らく怠っています。