Yan Lauria による投稿

無事、アクティベートされました!

アビスに設置したビーコンをクリックすると、どこに何人いるかがリスト表示され、91位にAbyss Observatoryに1人と表示されました。これはすごい!

ようやく、opensimworldに登録してみましたが、しのばーさんの登録手順をちゃんと読めばよかった。

登録まではすいすいと進みました。YouTubeも表示できるのは気が利いているなと、みさきさんの見学会動画を貼りました。

それで登録完了して安心していたのですが、登録手順を読むと

赤い帯の中にBeacon Key for this region」が表示されるとのこと。この表示を見落としてしまって、再度opensimworldを見渡してみてもこのBeacon Keyというのが見当たりません。もう一度登録しなおしかな?

 

それから、ついでながら、同じような行き先ガイドにHyperica

http://www.hyperica.com/

というのがあるのですが、HypericaというGrid自体は亡くなったんですね。そのことと関係あるのか、このサイトでカテゴリー別に行き先案内を見ようとしても、なぜか見れないような気が・・・。グリッドのリストはあるんですが。

 

というのがあるのですが、

これまでの投稿も同じですが、断定的に書いてあるように見えると思いますが、本人は実は自信を持って書いているわけではなく、勢いをつけないと書けないだけなので、皆さんからのコメント・経験談をぜひお願いします。

(とりあえずどうするか?)のつづき

仮想空間外の協働プラットフォームについて、まずコラボ用はSkypeで決まりと書いたところで中断。

ではコラボ以外、つまり情報拡散とコミュニティ形成についてはどうしたらよいか?

これには2つあって、まずは前回書いたように、SL内での情報拡散とコミュニティ形成がそもそも難しい。日本人向けのお店なら日本SLコミュニティのあるシムで支店を出し、魅力あるグループ特典商品を定期的に供給していれば、グループメンバーも増えるかもしれない。カフェなら「すりんく」の看板を置く。ところが博物館や美術館でグループに入ってくれる人はまずいないし、そもそも日本人のみを対象としていては、博物館の役割を果たせない。

いずれにしても仮想空間の中だけでどうあがいても人は来ない。メインランドなら通りすがりはありうるものの。従ってインターネット上のウェブサービスやSNSを利用するしかない。

(仮想空間専用ウェブサービス)

ここで仮想空間に特化した「そんくす」や「するめいか」だとSLで閉じてしまうので、より一般的なウェブサービスの中の仮想空間専用グループから始めることになるだろう。それはさておき・・・。

・リンデンのDestination Guide、OpenSimではOpensimworld、Hyperica。これらは仮想空間内の住民には有効なので、面倒でもやるようにしなければならない。SLだとリンデンがInfo IslandのTP先にしたりビュワーの行き先ガイドに表示してトラフィックを増やしてくれる場合もある。

ただし繰り返すが仮想空間より外の人は見ない。なんといっても行き先の登録漏れや更新漏れが多いということは博物館運営者自身が見ていない。

(仮想空間の教育コミュニティ)

バーチャル博物館であるからには、仮想空間を用いている教育者のコミュニティがあるだろう。実際、Education "Second Life"で検索すれば山のように出てくる。ただし国内では2007年より以降の活動は見当たらないので、海外をターゲットにするしかない。

で、結論をいうと、教育者、大学の先生は忙しすぎるのか、情報拡散の役に立たない。それよりは博物館向けのコンテンツを提供しているクリエータの方が助けになる。で、こうした人たちはリンデンと繋がっている場合もあって、彼ら/彼女らと一緒にSL内の博物館の存在感を高める取組みを続けていれば、リンデンのCEOの気分次第でトラフィック誘導してくれることもある。

(公式サイトとブログ)

博物館の情報を体系的に整理するには公式サイトが一番であり、HTMLを自分で書くよりはWordPressを利用するのがいいだろう。しかし最新情報をどんどんアップするならブログの方がいいし、その場合はGoogle Bloggerを使うのがいいだろう。なぜWordPressとGoogle Bloggerかというと、TwitterやFBなどにシェアするタグが用意されているからであるが、もしかすると私の思い込みかもしれない。

(Facebook)

Google Bloggerの代わりにFBページを公式ブログにしてもいい。FBグループと間違えないよう要注意。FBページはFBにログインしなくても見れるのと、FB公告が出せる。これは公告手段としては最も安い。短所はFBの外にシェアするタグが用意されていない点。どこまでもFBファーストなのだ。

それはさておき、FBページに投稿しているだけでは拡散にならないので、そこに投稿すると同時に、他のFBグループにもシャアする必要がある。このシェアしたいFBグループが悩ましい。たいていの仮想空間関連のグループは商品情報とイベント情報で埋もれているので博物館向けではない。

どうやら仮想空間行き先ガイドというグループ(商品・イベントのみの投稿を禁止)を作ってしまう方が早そうだ。また博物館である限り日本に閉じていてはダメだ。英語・日本語バイリンガルのグループにしよう。

ただしこれでは仮想空間の住民にしか届かない。仮想空間を覗いててみようと思う潜在的住民には届かない。ところがMuseumでグループを探してもいきなり個々の博物館になるし、これは私にも答えが分からない。

(Twitter)

Twitterの場合は専門グループというのはないので、ハッシュタグ選びがポイントとなる。これを裏返せば、最初から探す意図を持っている人でないと見つけてもらえない。例えば#SecondLifeを付けるだけだと、最初からSL住民宛で閉じてしまう。

では潜在ユーザーに届くハッシュタグはなんだろう? これは#VRがちょうどよさそうだ。これならSLもOpenSimも包含することになるし、とにかくある程度のITスキルがないと仮想空間を楽しむことができなくて、かえって幻滅させるだけだ。博物館なので#Museumもよさそうだが、#Scienceや#Artは母数が大きすぎて埋もれてしまうかもしれない。

(YouTube)

これ単独で拡散は難しいかもしれないが、最低限、#SecondLife, #VR, #Musuemのタグ付けは必要だろう。また一度アップしてしまえば、FBやTwitterに載せられるし、動画はこれらのSNSでも注目をひきやすい投稿となる。

YouTubeにアップするには2つポイントがあると私は思っている。一つ目はWindLightである。SLのデフォルトでは空と海の青さが足らないと思し、若干のもやを加えた方が空気遠近法が利用できる。もうひとつは3DマウスのFlyCamモードを多用する。カメラはひと時もじっとせず、ドローン搭載カメラのように常にゆっくりと動いているようにする。これを動的立体視という。

空気遠近法も動的立体視も3D空間をより立体的に感じさせ、没入感を高めてくれる。それを製作者自身がカメラ操作する。製作者本人が見せびらかしたくて仕方がないものを見せる、でないと、他人は感動してくれない。

(つづく)

 

ここから先は自分でもうまく行ってないし、仮想空間のシステム設計の問題もあるので書きにくいけど・・・。

どうやって来場者とかかわりを持てるようにできるか?

例えば現実世界の博物館や美術館は、上野界隈を除き、たいてい客足に苦しんでいる。お台場の日本科学未来館ですら、土日を除いて入場者不足で悩んでいるぐらいだ。

ましてニッチな仮想空間だ。どうやって入場者数を増やしていけるか?、どうやったらフォロワーの多いブロガーに取り上げてもらえるか?、リピーターを増やすにはどうすれば?、どうしたら訪問者からのフィードバックがもらえるか?、協力者を得るには?などなど、悩みが尽きない。

(Google検索の奇跡の終焉)

昔はGoogle検索が個人の情報発信を最大限に生かしてくれた。個人サイトを立ち上げ、リソースとなる他サイトを見つけてはリンク集に加え、そのうち相互リンクも増えるし、掲示板を設置したり、メーリングリストで仲間を増やしていく・・・、こんな方法で、どんなニッチな分野でも必ず日本全体でそこそこ熱心な戦友も見つかった。

その背景には、当時、公的機関や企業の説明責任/アカウンタビリティ重視の風潮もあり、オープンにすることが人類共通の知財に貢献するとして賞賛された時代背景がある。そこではインターネット活用におけるイニシエータとアーリーアダプターがある種の特権を享受することができた、

ところが今のGoogle検索を見ると、企業のSEO 対策(Search Engine Optimization)とGoogle側の対抗策のイタチゴッコのせいか分からないけど、それまでの個人発でMovementを引き起こすための公式が機能しなくなっている。これは、ネット人口の急激な膨張の結果、匿名性が高くて道徳的ブレーキが効きにくいネット社会の弊害が顕在化する中、公的機関や企業における成果第一主義と知財保護の流れからの情報の抱え込みが進んだことも絡んでいるだろう。

(口伝えの世界=仮想空間)

さて、仮想空間はどうだろう? まず、仮想空間内のコンテンツはテキスト化されておらず(テクスチャー化されている)、またそもそもプロフィールと土地情報とグループ情報以外は検索の仕組みがない。仮想空間での情報伝達が基本的に口伝えと言われるゆえんである。

もうひとつ、仮想空間は同期コミュニケーション、つまり同時・同一場所アクセスしている者同士は濃密なコミュニケーションが可能だが、それ以外、つまり非同期コミュニケーションの手段はSNSなどと比べて貧弱である。

もとから仮想空間とSNSが同じID/PWやユーザーインタフェースでシームレスに繋がっていたらどうなっただろう? JOGとMoodleの例はそんな理想の姿を髣髴とさせるが、ソラマメやそんくすの歴史を見れば、そうだったらよかったとは必ずしもいえないかもしれない。なぜなら、現実世界と仮想空間をインタラクションするためには、SLやOpenSImのアカウントの中に閉じていてはいけない。仮想空間内の情報はツイッター、Facebook、YouTubeなどネット上のスタンダードに乗って現実世界に拡散されなければならないからだ。

(とりあえずどうするか?)

泣き言を言っても始まらない。元の話に戻そう。要するに、バーチャル博物館を運営するなら、それは仮想空間内だけでは閉じない。つまり、仮想空間の外にも協働のためのプラットフォームをなにか併用しなければならない。

まずコラボのための手段を考えれば、Skypeのグループ通話が最もよさそうだ。必要に応じて一対一も使い分けられる。Skypeの画面共有は、仮想空間で視点を共有できない欠点も補う。

 

(思いっきり尻切れトンボだが、疲れたので、つづく)