Beiträge von Shinobar Martinek

大国主の子孫を自称される方が居られます。その方が本を出されているので、図書館で借りてきました。

古事記や日本書紀(記紀)は嘘っぱちだということで、大国主の子孫、向家の伝承が書かれています。弥生時代から大和朝廷成立に至る過程を独自の伝承で、考古学的事実とも整合性があり、たいへん面白く読めます。

私の興味の出雲大社の成立についてです。私にとってショッキングなことが書かれていました。そこには出雲大社(杵築大社)は 716年、奈良時代に創建されたとあります。

記紀や出雲風土記に繰り返し言及されていることから、私は出雲の巨大神殿は記紀成立の時代にすでにあったはずとして、3世紀を巨大神殿の創建時期と想定しました。しかしこの書が言うには、記紀や出雲風土記は、当時の朝廷と出雲国造が口裏を合わせて書かれたものだと。そしてその成立と並行して、新しく出雲大社が創られたと。

となると、何を信じて良いのやら...。

参考文献:斎木雲州、出雲と蘇我王国、大元出版、2012

古事記、日本書紀の国譲り神話の中に「熊野諸手船(くまのもろてせん)」が登場します。なぜ熊野なのかはっきりしませんが、記・紀が成立する8世紀におけるスピードボートといえば、これだったのでしょう。またの名を「天鴿船(あまのはとふね)」だとか。神話にちなみ、美保神社で「青柴垣神事」が行われるそうです。
参考ページ: 青柴垣神事(美保関町観光)

(SSは Shinobar North の想像復元出雲大社)

ところで、鳥取県米子市にある遺跡から弥生時代中期、紀元前後とみられる土器に船とともに高層建物らしき絵が書かれていました。この建物は見張り台かもしれないし、逆に航行する船からは目印となるランドマークタワーの役目をしていたのかもしれません。山陰には高層建物跡らしきものもいくつか見つかっています。古くから高層建物の伝統がありそうです。

稲吉角田出土土器の文様

 参考ページ: 田和山遺跡

Shinobar Grid は OpenSim ハイパーグリッド・モードの実験のため、2016年2月設置しました。
所期の役割は果たしたと考え、このたびこのグリッドを閉じることといたしました。

実験に参加されたみなさんありがとうございました。必要ならば SIMデータはOARで、持ち物はIARなどで11月末までに各自保存ください。不都合などあれば、JOG内アバター Shinobar Martinekまでコンタクトください。

llSetContentTypeがどういうものなのか理解していないので、見当はずれかもしれませんが、参考になるかと思われることを書きます。

1. LSL ポータルによりますと、llSetContentType(key request_id, integer content_type);  とあって、content_type は数字

対して osSetContentType(LSL_key id, string type); とあります。

想像するに string type に "text/plain" や "text/html" の他にも "application/json" など任意の文字列を http リクエストの応答 Content-Type: に加えることができるのでしょう。(当初の開発動機がそうだったかもと想像)

2. OpenSim wiki の LSL Function Status の記述は古く、個々の関数がじっさいに動作するかどうかは、個々について実験してみないと分かりません。(Iseki さんによれば使えそうです。)

3. llSetContentTypeは text/plain と text/html をのみ指定できるだけなので(←間違い。日本語訳を見ていました。英語によれば application/json は 数字の 5)application/json を指定したいならば osSetContentType を使わねばならないのでしょう。その場合、当該SIMの設定がこの関数の実行を許可する設定になっていないとなりません。標準設定では土地所有者のみ使用可になっているはず。

ルネサンスのリアリズム指向について言えば、古代ギリシャ彫刻の影響は決定的だと思います。古代ギリシャは特異ですね。それで世界に影響を残してる。

あとはカメラオブスキュラの発明も大きかったかと。いっとき著名な画家は写真を参考にしていたようですね。

ヨーロッパ美術で写実主義への反発は、ピカソのアフリカ芸術発見まで待つことになるのかな。