ジュール・ヴェルヌの「海底二万里」に登場するノーチラス号は、その船内描写が非常に緻密で、「海底二万里」執筆時には図面があったと信じるファンが何人も図面の復元に挑戦してきました。
http://www.vernianera.com/Nautilus/layout.html
ところが一番重要な船員の人数が不明なほか、原作の記述にもいくつか矛盾や揺らぎがあって、それらをすべて説明できる図面の復元にはまだ誰も成功していませんでした。
実は昨年6月に消滅したSecond Earth 3にあった旧アビス海文台には、Reitsuki Kojimaという米国人が作ったそれまでで最もよくできたノーチラス号がありましたが、シムの消滅時に連絡が付かず、とうとう消えてしまいました。
それじゃ、新たしく自分たちで作ろうかと、もとちゃさんと作り始めたのが、SLのLilyのジュール・ヴェルヌ博物館にあるノーチラス号。Aleyさん(Arcadia Ashylum)のディズニー版ノーチラス号をバラして、流用できるものを流用し、基本プリムで作れるものは私が作り、それ以外のメッシュはもとちゃさんが作成しました。
もとちゃさんは原作の仏語にまで立ち戻ってどう解釈するか考えてくれて、美術史も得意だったので、サロンの絵画とネモ船長室の肖像画のほとんどを特定し、ネモ船長の妻子に近い写真も見つけてくれました。
報告するのを忘れていましたが、これを先々週、JOGのアビス海文台にも移設することができました。テディーさんには多大のご協力を頂きました。場所はこちら
Abyss Observatory (191, 216, 1507)
アビスのテレポートハブにノーチラス号へのテレポータがあります。
このノーチラス号のもう一人の立役者のAleyばあさんはSLをバンされて一年以上連絡不通で、まだ本人は完成品を見ていません。
画像表示にはもとちゃさん考案のパーティクル式表示を使っているため、もし画像が明滅するようなら、最大パーティクル数を8000に、描画距離を500m以下にしてリログしてください。
画像又は緑の箱にタッチすると、原作にある記述が周辺チャットに表示されます。このスクリはアカーシャさんが考案したものです。
その他詳細はこちらをどうぞ。