ずっと正常に動いていたのですが、リモートで再起動をかけたら、その後反応がなくなってしまったので、帰宅後に実機を確認したら電源はオンのままでBIOS画面が出ないという状態でした。
普通のPCではなく、産業用の組み込みPCを使用していて、ストレージもCFでした。
PCが立ち上がることもなく、データを吸い出すことも出来ず、このサーバで動かしていたいくつかのシムは復旧できなくなりました。
動かしていたリージョンは下記の通り。
JOG5 - JOG5周年のときに立ち上げたシム(2048サイズ)
pyo - ヤンさん用にデータ移行で使用していたシム(1024サイズ)
test- 同上
odds-ends - 自分の所有していたガラクタ置き場シム(512サイズ)
Meshiya - Kote2さんのデータを預かり常時設置していたシム(256サイズ)
あらら...。バックアップはあるのかしら...。
CFは、そんなに書き込み耐性ないと思うので無理させてはいけません。
CFを取り出して、別のコンピュータにつないでも、まったく認識しないのでしょうか?
連続運転してるマシンは、電源がいかれてしまってることも、割とあります。
でも、CFだと、いきなり全部消えてなくなってしまっているという確率の方が高いかなぁ...。
うちは、OSがはいっているパーティションや、消えると面倒なデータが入っているディスクは、RAID1(ミラーリング)してHDDの故障には備えていますけど、バックアップも定期的に別ディスクにとっておいた方がいいですね。
HDDは2台でミラーリングしてるけど、同じ型のHDDを3台以上買ってあって、定期的にローテイトしてます。今までこの運用パターンで、壊滅的な被害は避けられてきています。ヒヤっとしたことはなんどかありますが...。
ちなみに、FreeBSDというOSのgmirrorというSoftware RAIDを使ってます。昔、ハードウェアRAID装置もつかってたけど、このハードウェアRAID装置がいかれてしまうと手も足もでなくなってしまうってことになりかけたことが合って、どんなコンピュータでも動く Software RAIDのほうがいざというときに、なんとかなるなってことで、いまは Software RAIDだけになってしまっています。
リカバリは難しそうですね。
ディスクの頭の方のパーティション情報が飛んでるだけなら、何らかのソフト(fsck??)使うと復旧させることが、ひょっとしたらできるかもしれませんが...。
HDDとかで、ディスクがへたってきてて、セクタ不良が徐々に増えてきているような状況だと、ddコマンドや、ddrescueコマンドで、まずは不良HDDを新HDDにエラーセクタごと丸コピーして、それから、その新HDD にたいして復旧を試みるってことはできますが...。
以前、とある先輩が写真をため込んだ 500GB USB-HDDが読めなくなって、お店に泣きついたけど、断られたものを持ってきたことがあります(もってこられても困るんだけど...www)。Windowsからは完全に死んでて、カタンカタン音はするだけで、そのうちマウントをあきらめてしまうというものでした。
これを FreeBSDにインストールした ddrescueコマンドをつかって、復旧させたことがあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Ddrescue
https://www.gnu.org/software/ddrescue/ddrescue.html
500GBより大きいHDDに、まずは丸コピーして、それからwindowsにつなぎ直すと、最初 chkdskが走るものの、大部分の写真ファイルは復旧できました。丸コピーには、エラーセクタがかなりあったので、2日以上かかりましたけど...。
ただ、CFのような半導体ストレージの場合、HDDのように、磁気が弱くなって徐々に読めなくなるというよりは、その原理的・構造的にスパーンと読めなくなるような気がしますので、ddrescueつかってもダメかもしれません。場合によっては、使用する事によってもっと状況が悪くなる可能性すらあります。
というわけで、お役に立てそうな情報ではありませんが、ご検討を祈ります。