Shinobar Martinek による投稿

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- Shinobar Martinek の投稿

いつのころからか、JOG配布のバイナリでSIMを立ち上げたとき、周辺SIMへの報告に失敗した旨のエラーメッセージが出るようになりました。

実害はというとあまり無く、ただSIM再起動を隣のSIMで見ていると島が消えた後に立ち上がっても消えたままに見えていて、ビューアーを再起動して初めて再起動した島が見えるというものです。

JOG配布の 0.9.0Devバイナリにある bin/config-include/GridHypergrid.ini の[Modules]セクションに

NeighbourServices       = "RemoteNeighbourServicesConnector"

とありますが、opensim-0.9.0.1 Release ではそこは

NeighbourServices       = "NeighbourServicesOutConnector"

となっているところです。"RemoteNeighbourServicesConnector" を "NeighbourServicesOutConnector" に書き換えることで、エラーは無くなり、SIM再起動を隣のSIMから見ていて、ちゃんと立ち上がりが見えるようになりました。

シノバーSIM群(Shinobar Annex 周辺)を昨日来この設定にしており、いまのところ副作用も無いようです。このことでIM越えに影響があるかどうか定かではありません。

 

 

視覚障碍者が仮想空間をよく使っているという話は興味深いです。

仮想世界で転落しても怪我はしないので、そこのところ無頓着になることが、ままあります。たとえば転落防止柵を省略しがち。階段や橋など注意したいものです。

階段と言えばステップの高さ。ステップを小さくすることもいいですが、透明なスロープを階段にかぶせることによってスムースに登れます。それでも傾斜がきついと登りにくくなります。

SLでダ・ビンチ美術館を訪れたことがあります。ダ・ビンチの作品がすべて実物大で展示されているというのがウリでした。しかし、それらはとても小さく見えました。

SLやOpensimでカメラはアバター後方の高い位置にあります。なので実物大は小さく見えてしまいますし、建物の天井はそれなりに高くしないと圧迫感があります。

仮想世界では実世界の少なくとも1.5倍、できれば倍寸が適切だと思います。

乗り物を実寸で作った場合、たとえば飛行機のコックピットを見せるには、カメラ位置をうまく設定してやれば、それらしくなります。