今回のイベントで、卵ドームは卵の中に一つにリンクされたアイテムを同梱していただくようにお願いしてまいりました。
これについては何人かの出展者さんからいくつかのパーツに分けてアイテムを入れたいというご要望を頂いていました。
そこでイベント中ですけれどもそのようなご要望に対応できるようにいたしましたので、よろしかったらご活用くださいませ。
この追加スクリプト等修正にはShinobar Martinekさんにご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
このように複数オブジェクトをまとめた回転体などを卵ドームに仕込んで展開させることができます。
◆ドームにひとつだけ孫アイテムを増やす方法
1.準備その1(孫アイテムにListenDieを入れる)
ドームと一緒に展開したい孫アイテム(亀とかそういうのです)の中にも
ドームのルートに入れたListenDieというスクリプトを追加します。
2.準備その2(孫アイテムの名前変更)
孫アイテムの名前の一番前に0(ゼロ)という文字を入れてください。
これは、今回のようにひとつだけ出すときは変更の必要ないのだけれど、
複数の孫アイテムを出したいときに必要なので
今回もアイテムの名前の最初に0を入れておいてください。
(追加孫アイテムがあるときは接頭辞に1,2,3...を加えます)
3.ドームにスクリプトと孫アイテムを追加
NextRezzerというスクリプトを
ドームのルートプリム*1に孫アイテムと一緒に入れてください。
*1 ListenDieというスクリプトが入っているところです。
4.カプセルにドームをもう一度入れ直す
5.テスト(孫アイテムのポジションの修正)
カプセルをRezzして上空で展開してください。
スクリプトの初期値ではドームのルート+2mに展開される
ように設定されています。
ドームのルートに入れたNextRezzerというスクリプトを開いて
1行目の vector POSITION = <0.0, 0.0, 2.0>;
と書かれているx,y,zの数値を変更します。→保存
6.修正したらもう一度そのドームをTake→SkyCupseleのドームと入れ替えて完成です。
全体の注意点として、パーミッションの設定に注意してください。
多分コピー可に設定できないと
中のドームや孫アイテムが消えてしまうかもしれません。
GardenOasisのみさきはうすにNextRezzerというスクリプトと
サンプルを設置しましたのでご利用ください。
参考:NextRezzerスクリプトの記述(Shinobar Martinek氏作)
vector POSITION = <0.0, 0.0, 2.0>; //relative position to be rezzed x,y,zは卵ドームのルートプリムからの座標 rotation REZ_ROT = ZERO_ROTATION; //ListenDie command channel is given by the rez param default { on_rez(integer param) { llRezAtRoot(llGetInventoryName(INVENTORY_OBJECT, 0), llGetPos() + POSITION, ZERO_VECTOR, REZ_ROT, param); } } |