ITにおける言葉の意味

ITにおける言葉の意味

- 堀田 海月 の投稿
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「ダッシュボードとはなんぞや?」的な話題があったので少々お話してみたい気がします。

この手のWebのツールとかの名前って英語圏の人が馴染みの言葉を使っている場合が多くて、日本人からすると「???」ってものも結構多いと思います。英語と日本語では違う名前になっているものや、意味が変わっちゃってるものもありますしね。

あと、Android OSのコードネームをお菓子になぞらえてるように茶目っ気丸出しの命名をしてる場合もあったりします。

Unix系で常駐して処理を行うプロセスを「daemon(守護神)」っていうのとかありますね。(よくdemon(悪魔)と間違えられますが・・・)

ところでゲームなどもそうなんですが、圧倒的に日本語訳を行う人が足りてません。一時期日本のベンダー等が独占してたこともあったので余計に足りてません。そのせいで日本語版だけ高価だったり、Steamのようなオンデマンド配信で日本語版の存在するゲームの英語版が買えない(いわゆるおまくに制限)ということがあったりします。

そういう事もあって商用で日本語訳をやってる人は大変少なく、多くは機械翻訳任せだったり、英語版のまま出荷されて、有志が無償で訳してるということも多いのが現状ですね。

そういう事もあってソフトウエアの各ツールの名前が「機械翻訳任せの直訳」になってたりすることで、それを見た日本人が「???」になることがあると思います。最近は中国で開発されることも多いので中国人が知ってる日本語で変換されてて「???」って思っちゃうものもありますね。

【悲しい誤訳】Skyrimと言うゲームに出てくるNPCのAbeloneさん。本来なら多分「アベローネさん」のはずなのになぜか「Abalone(アバロン)」と勘違いした訳者が、日本語表記を「アワビさん」にしてしまう事例が・・・(´;?;`)
公式では現在も修正されていません・・・(有志による非公式意訳の方は多分修正されてると思います。)

まぁ、OSを「基本ソフト」と訳す事自体が大問題なんですけどね・・・・