Shinobar Martinek による投稿

「一家を支える大黒柱」の語源は大国主命すなわち出雲大社の中心柱。岩根御柱と言うそうです。ちなみに神様を一柱、二柱と数えるのもここから来ているのでしょう。

再現中の出雲大社の棟は両端2本の棟持ち柱が支えており、中心柱にその機能はありません。伊勢神宮でこの柱は床下にあるので、本来は「縁の下の力持ち」なのでしょう。再現中の出雲大社で社殿中にあるこの中心柱は、これから作る室内の壁を支えるだけのもので、何とも不思議な存在です。

ちなみに、両端2本の棟持ち柱は、やや内側に傾けて強度をましています。伊勢神宮の社殿を参考にしました。

ようやく棟上げに漕ぎ付けました。このあと屋根を葺いていきます。桧皮にするか茅葺きにするか迷い中。

支柱はその周囲を囲む桁を数ヶ所設置し、自立するかもしれない形に。この組物の留め構造は保留です。柱3本を束ねるのに金輪をつかっているので、ここも金属部品を使っていてもよさそうに思えます。

この支柱は社までの通し柱ではなく台座を支えるだけのもので、社はこの台座の上に載せる格好にしました。

古代日本の壮大な建物である出雲大社に興味を持ち、建設を思い立ちました。

現在の出雲大社は地上高24mで、これでも壮大ですが、昔(平安〜鎌倉?)には現在の倍、48mであったそうです。当時の、また現在世界最大の木造建築物である奈良の大仏殿より高かったというから驚きです。2000年、その遺構(根柱跡)が発掘されたことから、それは本当だということになり、大林組などが想像で復元し、その1/10模型が公開されています。

しかし社伝によると、創建時の大きさは、そのさらに倍の96mだったということです。

それがいったいどのようなものだったのか、仮想世界なら作れるだろうということで、現在 Shinobar North でその復元を試みています。(大林組などの復元は平安〜鎌倉時代を想定。私が復元しようとするのは弥生末期。)

発掘された根柱は直径 1.4m のスギ丸太を3本束ねたもの。仮想世界での再現も、これと同じようにしますが、長さは90mです。途中で中継ぎすることで、これは作れるかもしれません。いま、それを9セット立ててみました(当時の技術でどういう方法で立てるかは不問)。

しかし、見るからに危うい。地中6m埋め込んでいる想定ですが、とても自立しそうにない。途中に桁を入れることでいくぶん補強できるかもしれません。まずは土台作りでしばし悪戦苦闘しそうではあります。

参考ページ: 出雲の弥生文化の源流を訪ねる

お疲れ様です。

JOG Center SIM 中央付近に設置されている Information booth のグループを JOG meets とし、グループ共有にしていただけると助かります。都度イベント情報などを更新しなければいけないので。

Avatar Center 改修案を Shinobar North に設置し、グッズの提供をお願いしてきましたが、その後どなたの協力も得られそうにありません。ひとまず Shinobar North を閉じます。オリジナルのAvatar Center から一部グッズを削除し、南方向への通路を作るなどレイアウト変更した改修案は OARの形で以下に置いておきます。

http://shinobar.server-on.net/opensim/avatar_center-20160823.oar

なお、Linda Kellie による ClutterFly から持ち込んだものの一部は Shinobar Annex 北西部のブースに置いています。