opensim-0.9.0.1 Release を使ってJOGに接続するためのJOG独自モジュール、諸設定についていろいろ調べたので、ここに報告します。
自宅あるいはVPSからJOGに接続するためにJOGが配布しているバイナリは、現在のところ OpenSim-0.9.0Dev が最新です。
opensim本家が公式配布の opensim-0.9.0.1 Release を使ってJOGに接続するためのスクリプトを公開しています。
http://shino.pos.to/secondlife/blog/?viewDetailed=00025
これで立ち上げたSIMでアバターのプローフィールは表示されますが、編集書き込みはできません。
ピックの保存などプローフィールの編集書き込みには、現在のところ OpenSimProfile.dll を、えくすさんのものと差し替える必要があります。設定ファイル GridCommon.ini も一部変更が必要です。
https://www.jogrid.net/wi/mod/forum/discuss.php?d=1353#p4865
0.9.0Dev同梱のOpenSim.Modules.Currency.dll は 0.9.0.1などで使うとエラーとなります。削除しても大きな不都合はありませんが、JOGのsubversionにある0.9.0用の OpenSim.Modules.Currency.dll と入れ替えると動作します。
http://www.nsl.tuis.ac.jp/svn/opensim/jogrid.config/trunk/config/JOG_HG/0.9.0/
結論は以上ですが、各モジュールと諸設定について検討した詳細を以下の記事で順次報告します。
Shinobar Martinek
Shinobar Martinek によって開始されたディスカッション
コミュニティ フォーラム -> ひとり言 -> HDDが壊れた
Ubuntu最新版をインストールしたHDD。「このHDDはもうすぐ壊れます」とのメッセージが出ていたのだが、対処の仕方も分からず、まだ動作も普通だったので、そのままにしていた。
今日、壊れました。
大事なデーターはバックアップしていたつもりだったが、数年来書き込んできたスキンのテクスチャとか、肝心なところを忘れてる。
一部は別の場所においてあったので、これで我慢しよう。基本的に作業の成果はネット上に公開しておくのが正解だと思う。
別に報告しましたように、現在JOGで配布しているバイナリ OpenSim-0.9.0Dev は最近の Monoで動かなくなってしまっています。
自宅あるいはVPSからJOGに接続するための新たなバイナリの配布を期待するものですが、そのベースは opensim-0.9.0.1 Release としていただきたくお願いします。
現在の JOGは 0.9.1.0 Snail Devとなっています。しかし、このシリーズは 最新Mono 5.14.0 以降でなければ動きません。それより前のMonoで動く最後のものが opensim-0.9.0.1 Release となっています。
日々更新される opensimへの対応に忙しいこととは思いますが、ひとつのマイルストンとしても、自宅あるいはVPSからJOGに接続するハードルを下げるために、opensim-0.9.0.1 Release をベースとした JOG接続用のバイナリを公開していただきたくお願いします。
バグではありませんが、最近のmonoでJOG配布バイナリ OpenSim-0.9.0Devが動かなくなっているので報告します。
風月さんから聞いた話で、Ubuntuを最新の 18.04に更新したところJOGへの接続ができなくなったとのこと。調べてみると最近のmonoでJOG配布バイナリ OpenSim-0.9.0Devが動かなくなっったようです。OpenSim-0.9.0Dev を mono 4.26.47で立ち上げようとすると、次のところで止まります。
[APPLICATION]:
APPLICATION EXCEPTION DETECTED: System.UnhandledExceptionEventArgs
Exception: System.BadImageFormatException: Could not resolve field token 0x0400024c
File name: 'OpenSim.Region.CoreModules'
at OpenSim.ApplicationPlugins.RegionModulesController.RegionModulesControllerPlugin.Initialise (OpenSim.OpenSimBase openSim) [0x002ea] in <6fda3b781e9b4b77816fcba1bcdaa285>:0
opensim本家が公式配布しているバイナリ opensim-0.9.0.1 Release は mono 2.10.8 から 最新 5.14.0 まで動きます。
参考までに、opensim本家が公式配布の opensim-0.9.0.1 Release を使ってJOGに接続するためのスクリプトを公開しています。
コミュニティ フォーラム -> バグレポート -> 近隣SIMとの交信
いつのころからか、JOG配布のバイナリでSIMを立ち上げたとき、周辺SIMへの報告に失敗した旨のエラーメッセージが出るようになりました。
実害はというとあまり無く、ただSIM再起動を隣のSIMで見ていると島が消えた後に立ち上がっても消えたままに見えていて、ビューアーを再起動して初めて再起動した島が見えるというものです。
JOG配布の 0.9.0Devバイナリにある bin/config-include/GridHypergrid.ini の[Modules]セクションに
NeighbourServices = "RemoteNeighbourServicesConnector"
とありますが、opensim-0.9.0.1 Release ではそこは
NeighbourServices = "NeighbourServicesOutConnector"
となっているところです。"RemoteNeighbourServicesConnector" を "NeighbourServicesOutConnector" に書き換えることで、エラーは無くなり、SIM再起動を隣のSIMから見ていて、ちゃんと立ち上がりが見えるようになりました。
シノバーSIM群(Shinobar Annex 周辺)を昨日来この設定にしており、いまのところ副作用も無いようです。このことでIM越えに影響があるかどうか定かではありません。