2021年の初詣

2021年の初詣

- Shinobar Martinek の投稿
返信数: 3

コロナなんか吹っ飛ばせ!

2021年初詣イベントを開催します。

2021年1月3日 22:00-24:00 JST

@Izumo リージョン

Poster

Shinobar Martinek への返信

晴れ着

- Shinobar Martinek の投稿

お正月用のお振袖など晴れ着を数種類、Izumo 入り口に置きました。

振袖はmotokoさんのものをベースに、既存メッシュ服テンプレートを無理やりに組み合わせたもの。

Oniさん由来の着物は帯を motokoさんのものに替えたものです。

Kimono Poster

いずれもシェイプをかなり細くしないとフィットしません。

Shinobar Martinek への返信

Izumoリージョンについての解説

- Shinobar Martinek の投稿

1月3日当日にIzumoリージョンと出雲大社についての解説をします。その予定原稿をここにアップします。予習・復習にどうぞ。

出雲大社について
この Izumoリージョンについてお話しするんですけども、その前に出雲大社(いずものおおやしろ)について簡単に説明します。
皆さんいずもたいしゃ」と読まれる方が多いかと思いますが、現地ではこれを「いずものおおやしろ」と呼んでいます。皆さんご存知だと思います大国主命(おおくにぬしのみこと)をお祀りをしています。

伝説の巨大神殿
出雲大社は現在もかなり大きな建物で、高さが24mあります。現在の社は江戸時代に建てられたものが基本となっています。

鎌倉時代にこの建物は48m、 現在の2倍の高さがあったそうです。いろいろな資料や考古学によって確かめられており、どうもそうであったらしいということです。

もっと言いますと、さらに以前には現在の4倍になる96メートルの高さの巨大神殿がここにあったんだと伝えられています。それが本当なのかどうかは分かりませんが、もしそれがあったならばということで想像で復元したのがこの Izumoリージョンということになります。

時代設定
それはいつの頃なのかということですが、私は3世紀、弥生時代の末期になります。その時代に巨大神殿があったとすればこんな形かなというのを作ってみたのが、いまみなさんがご覧になっているものです。

しかし本当は8世紀、奈良時代だと言う人もいます。そうかもしれません。といいますのは、昔の日本には神殿などというものは無かった。もともと日本の信仰は山であるとか岩とか木とかそういったものを拝んでいたいうことでですね。例えば奈良に大神神社(おおみわじんじゃ)というのがあります。そこには神殿というのはありません。御神体は三輪山という山ですので、それを収める神殿など当然作れません。それを拝む人のための場所として拝殿というものがあるだけです。昔はそういう形ではなかったかなと思います。

ところが飛鳥時代になって仏教が伝来し、仏像を納めるお寺というのが作られた。その影響というか対抗して神社というものが作られたということではないかという話もあります。


国譲り神話
出雲にこういう巨大な神殿があったという話は、古事記とか日本書紀とかいう古文書に由来します。これらに出雲を舞台とした神話がいろいろ書かれています。その中に国譲りの神話というのがあります。

もともとこの出雲と言いますか、この地上は大国主命が治めていた。それを天照(アマテラス)がですね、この地上は天照の子孫が治めるべきであるということを言い出しまして、いろいろ交渉してこの地上を譲ってもらうというのが国譲りの神話です。古事記・日本書紀に書いています。武力を背景にした交渉ですから、事実上は征服ということになるのでしょう。このとき、国を譲る代わりに大国主のために巨大な神殿を作ってくれということが講和の条件になっていたと、書かれています。これは古事記・日本書紀が書かれた奈良時代には出雲に巨大な神殿が存在していて、それを題材にしてこの話が作られたのではないかと、いうように私は考えたわけです。

ところがそうじゃないと言う人がいます。大国主命の子孫であるということを自称されている方おります。そんな方がおられるという事が驚きですが、その方の家に伝わるお話として出雲大社というのは奈良時代、716年に造られたということが伝えられているそうです。出雲大社があったから出雲神話ができたのではなく、神話がまず作られ、それと辻褄を合わせるためにこの出雲大社が同時進行で造られたんだということだそうです。本当のとこえろは分かりません。

建築の特徴
それはさておき、私が想像して作ったこの Izumoリージョンの皆さんが今おられる 神殿の構造について、その特徴をご紹介したいと思います。

ひとつの特徴は、ここでは釘とか金具とかは一切使用していません。部材と部材を縄で括り付けるという構造になっています。現在でも祇園祭の山鉾、これはやはり釘を一切使っていません。茅葺きの古民家とかでも見られます。日本古来の工法であったのではないかと思います。

次の特徴、これも古民家で共通して見られることですが、斜交いが無いということです。縦横の部材に対して斜めの部材を入れるということを現代の建築では使っています。そのことによって強固になる、揺れないいうことですけども、この斜交いというものを、ここでは使っておりません。

じつを言うと、日本の建物で斜交いが使われるようになったのは明治以降、西洋の文明が入ってきてからのことだそうです。元々日本の建物は縦と横の部材だけでできていました。強風があったり地震があったりしますと、大きく揺れます。揺れるんだけれども、それなりにその揺れを吸収をしてしなやかに受け止めるということだそうです。
現在の技術で東京タワーは斜めにアングルのあるトラス構造になっていて、強固な形となってます。
その代わり部材に大きな力がかかります。力強く踏ん張っているという形でしょうか。
しかし近年の工法ですと、むしろ揺れるようにしたほうが、それをやんわり、しなやかに受け止めるということになるということで、最近の流行りとなっています。「柳に雪折れなし」ということでしょうか。日本の昔の知恵ですね、それが現在にも生かされているということです。

大黒柱
「一家を支える大黒柱」という言葉がありますね。大黒さんというのは大国主のことです。今この神殿の中央でそれを見ることができますが、心御柱(しんのみはしら)と呼んでいます。これは天井まで達していません。ですのでこれは何者も支えていない。逆にこの心御柱を守るように建物がそれを取り囲んでいるという形となります。この心御柱というのは構造的に何かを支えるというものではなくて、神様がそこに依り付く所、依り代(よりしろ)と考えられています。

これは出雲大社に限りません。伊勢の神宮にも中央に柱がありますが、この柱は表に出てなくて床下に隠れています。それも床を支えているわけではない。「縁の下の力持ち」にもなっていないということです。これは典型的だと思うんですけども、日本の古来の信仰であったと思います。神様の数を数えるのに一柱、二柱 という風に柱で数えるのは、そんなところからでしょう。

神無月と神在月
出雲に関しては神無月のことに触れないわけにはいきません。旧暦で10月には全国の神様が出雲にお集まりになるということで、地元には神様が居ないので神無月(かんなづき)と呼ばれます。逆に出雲には全国の神様が集まるので、こちらでは10月のことを神在月(かみありづき)と呼んでいます。

ところで、これがなぜ10月なのか。私は考えるに10月は農閑期であるからと。たいていの神様の役割は雨乞いをしたり農業関係。稲がちゃんと育つように守っていくというのがメインの仕事です。稲刈りも済んで10月になりると神様は暇である。この暇な時期に全国集会をやってるのだとも言えます。全国でお役御免、お払い箱になった神様の失業対策として出雲に集めてこの出雲大社の建設事業に駆り出したのだという話もまた考えられます。

参拝の作法
ここの参拝の仕方は24拍手1礼です。全国的には2礼2拍手1礼というのが一般的です。ですが、ここ出雲では4拍手になります。なぜ出雲は4拍手なのかということは分かりません。けれども元々、全国の神社はそれぞれにそれぞれの拝み方というのがあったのだと思います。そんな中、明治の時にこれを全国統一して22拍手1礼だと、政府の方から決めちゃったんですね。ところが出雲の場合はまあ歴史があるというか力が強かったんで、従来通りの方法を現在も踏襲しているということなのかなと、

以上です。
Shinobar Martinek への返信

初詣イベントの会場

- Shinobar Martinek の投稿

本日1月3日夜、日本時間10時より Izumoリージョンで初詣イベントがあります。

感染症対策のため、着地点から茅の輪をくぐって境内にお入りください。

 

境内に入ったところに売店があります。晴れ着などを置いています。音声ガイドを購入し、HUDを装着、ガイダンススポットで看板をクリックするとスポットの説明があります。

 

イベント会場は長い階段を登ったところです。エレベーターのご利用が便利です。椅子の形のエレベーターにJP1を支払ってから、お座りください。

elevator

22:00から breponさんによるDJがあります。23:30より私から Izumoリージョンについて解説させていただきます。