はじめに
Media Dawnでは、地域メディアURL・音楽URLをスクリプトで設定して動画・音楽再生をしています。この為、スムーズに動画視聴をするため、[環境設定(Preference)] を適切に設定しておく必要があります。
使用するビュアーについて
Firestorm Viwer、Sungularity Viwer が使えますが、Sungularity では、一部のYouTube動画が再生できません(HTML5の一部の動画フォーマットが未サポートの為か)。Sungularity は、2016年6月からアップデイトされていないので、Viwerを構成する内蔵Webエンジンが更新されていないためだと思います。
よって、Firestorm Viwerがお勧めです。
環境設定
Firestormの場合、[環境設定]⇒[サウンドとメディア] で次の設定をします。
[メディア]タブで次の項目にチェックをいれます(残り2つは任意)。
- メディアを自動再生する
- 他の住人のスクリプトがメディアを再生することを許可
[音楽]タブで次の項目にチェックをいれます。
- オーディオの自動再生を許可
Sungularityの場合、[Preference]⇒[Audio & Video] で次の項目にチェックを入れます。
- Play Streming Music When Available
- Play Streming Media When Available
- Automatically play prim media
- Automatically play parcel media
再生時にメディア再生の許可を求められた場合
Firestormの場合、[メディア]タブの設定のところで、
- メディアフィルターを有効にする(セキュリティレベルがあがります)
の項目にチェックが入っている場合、動画や音楽を初めて再生する時に次のようなダイアログパネルが開いて、再生を許可するか拒否するかを求められます。
ドメインのところをみて、許可してよければ許可を押してください。Media Dawnでは、YouTubeを再生しますので、ドメイン: の所が「www.youtube.com」になっているハズです。YouTubeは、まあ、信用していいと思うのでww [許可] してください。
許可すると、次に許可もしくは拒否したドメイン・URLを次回からの再生の為に記憶するかどうかを尋ねられます。
毎回許可を求められるのが面倒ならば、[このドメインは常に許可]のボタンを押してください。「www.youtube.com」なら、まあ変なことはしないでしょうから [このドメインは常に許可] でもいいでしょう。
もし間違って、許可 or 拒否してしまった場合は、[メディア]タブの[メディアフィルター編集] のボタンを押すと[Media Lists]というダイアログが開きますので、許可・拒否リストを自分で追加・修正してください。
上記の手順で「www.youtube.com」を許可していれば、次のようになっているハズです。
Sungularityの場合も、同様の仕組みがありますが、だいたい同じなので説明は省略させていただきますwww。
Flash Pluginについて
2015年1月ごろから、YouTubeの動画再生は、ほぼ完全にFlashプレイヤーからHTML5プレイヤに移行しました。このため、以前では FirestormなどのViwerでYouTube見るためにFlash Pluginを別途インストールする必要がありましたが、今は必要ありません。
新しめのFirestormをインストールするだけでYouTubeを再生することができます。
その他
Firestormの地域メディア・プリムメディアは、Firestormに内蔵されているWebブラウザで、そのメディアのURLに外部のWebブラウザでみるのと同じようにアクセスし、その結果の画面をテスクチャして張り込んだり、再生したりしています。メディアフィルターがONの場合、メディアを再生・表示するかの許可を求めるのは、悪意のあるURLが仕込まれたメディアURLがあった場合、ユーザーが確認したうえで実行できるようにする仕組みです。まあ、気を付けることに越したことはありません。
気になる方は、通常は、自動再生のチェックをはずしておいたほうがよいかかもしれません。