OpenSim-0.9.1系の不具合

Re: OSG配布のOpenSimバイナリをJOGで使う方法

- Shinobar Martinek の投稿
返信数: 5

JOG Stuff のところで、ひとつ抜けていました。OpenSim.Modules.Currency.dll です。

このモジュールは本来(JOG独自の)マネーサーバと通信するためのもので、マネーサーバに接続しないならば必要ありません。また opensim-0.8用に作られたものが 0.9系では不都合あったために、外しておりました。しかし JOG配布の 0.9.0Dev に同梱されているものは opensim-0.9系でちゃんと動作します。

マネーサーバに接続しないSIMで、このモジュールがあると無いとでどこが違うかというと、ビューアーの所持金の表示だけです。マネーサーバに接続している Dejimaと、接続しない Shinobar Annexとを往還する場合で説明します。

Dejimaに(JOGアバタでもHGアバタでも同じ)アバタが入ると何がしかの所持金が表示され、これで Dejimaで買い物ができます。マネーサーバに接続しない Shinobar Annexなどに移動すると、所持金は 0 となるはずです。ここで Shinobar Annexに OpenSim.Modules.Currency.dll があると、ビューアーの所持金表示も 0となりますが、このモジュールが無いとビューアーの所持金表示は Dejimaのときの表示から変化しません。ビューアーの表示では何がしかの所持金があることになります。しかしもし Shinobar Annexに JP1 の商品があったとして、それを購入することはできません。JP0 の商品は購入できます。つまりビューアーの表示に所持金があるように見えても、じっさいは所持金0とおなじです。

マネーサーバに接続しないSIMで、このモジュールがあると無いとで、商品の購入に関しては同じです。このモジュールがあっても無くても、実用上問題はありませんが、ビューアーの所持金表示に関してしてはこのモジュールを含めるほうがきれいです。

さきのスクリプトの JOG Stuff に関する部分の修正を以下に示します。すでに以前のスクリプトで移行済みの方は、手動で JOG配布の 0.9.0Devの中から bin/OpenSim.Modules.Currency.dll を見付け、新しい OSGの bin ディレクトリの中にコピーしてください。

# JOG stuff
cp -vf $SRC/bin/{Messaging.NSLMuteList.dll,OpenSimProfile.Modules.dll,OpenSimSearch.Modules.dll,OpenSim.Modules.Currency.dll} $DEST/bin
cp -vf $SRC/bin/config-include/{FlotsamCache.ini,GridCommon.ini,GridHypergrid.ini} $DEST/bin/config-include

Shinobar Martinek への返信

Re: OSG配布のOpenSimバイナリをJOGで使う方法

- XENLON Keng の投稿

いつも参考にさせていただいてありがとうございます。しのさんのスクリプトを使用させていただきJOGバイナリからOSG用のOsgrid Opensimlator 0.9.1.dev 07-23-2017を使用してSIMを立ち上げました。僕の不具合はアバターがアニメーションの無効状態(ダンスやAOが無効)だと足がピクピクと動き続けることです。OSはUbuntu16.04 LTS 32bit SERVERでMonoのヴァージョンは4.4です。5.1.1はエラーでログが真っ赤になり止まってしまうので戻しました。僕のSIM固有のバグなのでしょうかねえ?DBはSQL Liteのまま使っています。

Shinobar Martinek への返信

Re: OSG配布のOpenSimバイナリをJOGで使う方法

- teddy Dragoone の投稿
Ubuntu 16.04 でmonoのバージョンを5.12.0.226にして、シミュレータは公式の0.9.0.0を稼動させていますが、
JOGのHG接続をする際に、JOG配布の 0.9.0Devに含まれるOpenSim.Modules.Currency.dllをコピーしてロードさせると途中でハングアップして立ち上がりません。
Messaging.NSLMuteList.dll
OpenSimProfile.Modules.dll
OpenSimSearch.Modules.dll
の3つは読み込み可能です。

なのでOpenSim.Modules.Currency.dllは外しています。
teddy Dragoone への返信

Re: OSG配布のOpenSimバイナリをJOGで使う方法

- 堀田 海月 の投稿

まだ断定はできませんが、ソースを持ってきて最新monoでビルドすると諸症状が発生しないようですので(足のプルプルも治った)、ビルドに使ったmonoと運用のmonoの相性のような気がします。配布バイナリーを利用するならmonoのバージョンを下げるとかしないといけないのかもしれませんね。

堀田 海月 への返信

Re: OSG配布のOpenSimバイナリをJOGで使う方法

- Shinobar Martinek の投稿

「JOG配布の 0.9.0Dev に同梱されているものは opensim-0.9系でちゃんと動作します。」と先に書きましたが、バージョンに依存するようです。

JOGのマネーサーバーに接続しないのであれば、OpenSim.Modules.Currency.dll を削除しても実用上の問題はありません。先に書いたように、ビューアーの所持JPの表示が多少ヘンなだけです。

堀田 海月 への返信

Re: OSG配布のOpenSimバイナリをJOGで使う方法

- teddy Dragoone の投稿
もともとUbuntu16.04ではmonoのバージョンは4.2.1だったのですが、Robustやシミュレータのメモリリークがバージョン上げたらマシになったと聞いたので、monoのバージョンをあげてみたしだいです。
でも実際にバージョンあげてからてでぐりやJOGにHG接続しているサーバのメモリ状況を見ていてもあまり前と変わってないというのが実情です。
いまは1時間ごとにキャッシュをクリアしてて、Robustも3時間おきに再起動するようにしています。
というわけで、最新monoでのビルドよろしくお願いしますw